ところが、これはぼくが生で聞いたのとは全く違う演奏。なんというか、あまりに情熱的で、ブラームスというよりムターの曲になっている。ぼくには、この曲の持つ繊細さが台無しになっていると思われたが、好きな人もいるだろう。
ただ、今では、こういう、演奏家の個性を全面に出した演奏はやらないと思う。ここ10年ほどのあいだにクラシック界が変化したということだ。
しかし、この演奏は参照されることが多く、次のページではこの演奏をもとにこの曲が解説されていて、一読の価値がある。
http://www.kellydeanhansen.com/opus77.html
0 件のコメント:
コメントを投稿